牧野植物園の散策 ー 春の風と花の香りに包まれて

日記
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週末の土曜日、春の日差しに誘われて、妻と二人で高知の「牧野植物園」まで出かけてきました。

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今回のドライブは、自宅からR197を走り、梼原を経て四万十川の源流域を抜け、須崎市へ。そこから高速道路に乗って、仁淀川を渡り、高知市内へと向かうルート。春の山々と川沿いをゆったり走りながら、道中もすでに旅の醍醐味。特に川沿いに咲く桜が見頃で、思わず車を停めて写真を撮りたくなるような風景が続きました。

目的地の「牧野植物園」は、五台山の上に広がる植物の楽園。昨年の朝ドラ『らんまん』でその存在を知り、今回で早くも三度目の訪問です。植物学者・牧野富太郎博士の情熱が息づく場所で、春の植物たちがいきいきと咲き誇っていました。

園内では、色とりどりの春の花々を楽しみながら、ゆっくりと2時間ほど散策。菜の花やカタクリ、山桜、ミツバツツジに山野草まで、季節の彩りが風に揺れて、歩くだけで気持ちが和らぎます。温室エリアでは南国らしい植物も見られて、まさに“植物の旅”を体験しているような感覚でした。

園内の展示では、牧野博士の直筆スケッチや、実際に使用していた植物採集道具なども見ることができ、あらためてその探究心と自然への深い愛情に触れるひとときも。

天気にも恵まれ、花と緑に囲まれた春の1日。喧騒から少し離れ、自然の中で過ごす時間は、心をほっとさせてくれますね。

牧野植物園は、季節ごとに違った表情を見せてくれる場所。これから初夏、そして夏に向けてどんな植物が咲くのか、また訪れるのが楽しみです。

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