ワールドシリーズ終了

ワールドシリーズが終わった。
正直なところ、私はそれほど野球に詳しいわけでも、熱心なファンというわけでもない。それでも今年は、なんとなくメジャーリーグの試合をよく見たような気がする。ニュースやSNSで目にする機会が多く、日本人選手の活躍が話題になるたび、自然と興味を持ってしまったのだろう。

今年のワールドシリーズ最終戦は、まさにドラマチックな展開だった。9回に同点に追いつき、延長戦に突入。最後はドジャースが見事に逆転して勝利をつかみ、2年連続のワールドチャンピオンに輝いた。試合をリアルタイムで見ていたわけではないが、ネットの速報で結果を知ったとき、「やっぱりドジャースか」と妙に納得してしまった。

この数年、メジャーリーグでは日本人選手の存在感がますます大きくなっている。投打の二刀流で世界を驚かせた大谷翔平選手を筆頭に、投手として安定した成績を残す若手も増えてきた。今年のシリーズでも、日本人がチームの中心として戦っていたことは誇らしく感じる。やはり同じ日本人が世界最高峰の舞台で活躍している姿は、野球ファンでなくても胸が熱くなるものがある。

職場でも、この話題はよく出ていた。同僚も「普段はプロ野球も見ないけど、今年はよくMLBのニュースを見た」と言っていた。どうやら私だけではなかったようだ。野球そのものよりも、「世界で戦う日本人」の姿に惹かれているのかもしれない。

思えば、スポーツは結果だけでなく、その背景にあるストーリーが人を引きつける。今年のワールドシリーズも、勝敗以上に選手たちの努力やチームの結束、そして最後まで諦めない姿勢が印象に残った。そんな姿を見て、自分も仕事や日常で少しでも前向きに頑張ろうと思えた。

野球にそれほど詳しくない私でも、こうしてワールドシリーズを通じて感動をもらえるのだから、スポーツの力は本当に大きい。今年も最後まで見応えのある戦いだった。ドジャースの2連覇、おめでとう。そして、また来年もどんなドラマが生まれるのか、今から少しだけ楽しみにしている。

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