今年もふるさと納税のシーズンが残りわずかとなりました。気づけばもう11月、今年度もあと2か月で締め切りです。制度の変更が話題になった2025年ですが、私も例年通り、出身自治体への寄付を行いました。返礼品は毎年お世話になっているお米とミカン。届くのを楽しみにしています。
■ ふるさと納税の仕組みと今年の変化
ふるさと納税は、自分が応援したい自治体に寄付をすることで、地域を支援できる仕組みです。寄付額のうち2,000円を超える部分は、翌年の所得税や住民税から控除されるため、節税効果も期待できます。
ただし、今年は制度の一部が見直されました。特に注目されたのが、**10月からの「ポイント付与の廃止」**です。従来は一部サイトで寄付額に応じたポイントがもらえる仕組みがありましたが、これが終了。総務省のガイドライン強化により、より「寄付本来の目的」に沿った制度運用が進められています。
■ 返礼品は「お米」と「ミカン」
今年も、私が生まれ育った自治体に寄付しました。選んだ返礼品は、お米とミカン。どちらも地域の特産で、どちらも家庭に欠かせないものです。
お米は新米の時期ということもあり、ツヤと香りが格別。ミカンは冬の訪れを感じさせる果実で、食卓に彩りを添えてくれます。こうして離れて暮らしていても、ふるさとの味を感じられるのが、ふるさと納税の魅力ですね。
■ 自治体支援という視点で
ふるさと納税を始めた当初は、「お得な制度」という印象が強かったのですが、今では「応援の気持ち」を込めた寄付としての意識が高まっています。
地元では高齢化や人手不足の問題も深刻化しており、少しでも地域の活性化に貢献できればという思いがあります。寄付金の使い道として、教育や防災、福祉などに充てられるケースも多く、毎年どう活用されているのか報告を見るのも楽しみのひとつです。
■ 残り2か月、早めの準備を
年末が近づくと、ふるさと納税の申込みが一気に集中します。サイトによっては配送遅延も発生するため、早めの手続きがおすすめです。
また、控除の上限額をシミュレーションで確認し、無理のない範囲で寄付を行うことも大切です。
「いつかやろう」と思っているうちに、あっという間に12月。忙しい年末の前に、ふるさとへの感謝を形にしてみてはいかがでしょうか。



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