2月が始まりました。今年もあっという間にひと月が過ぎ、暦の上では立春が近づいています。しかし、まだまだ寒さは厳しく、2月の第一週には寒波が訪れるとの予報。朝晩の冷え込みが厳しくなるようなので、体調管理には十分気をつけたいところです。
我が家では、毎月妻が折り紙でリースを作ってくれています。今月のモチーフは「イワシの骨」「恵方巻」「鬼」。節分にちなんだデザインで、リビングに飾ると一気に季節の雰囲気が漂います。

節分とイワシの骨
節分といえば「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆をまくのが一般的ですが、古くから「焼いたイワシの頭」を飾る風習もあります。イワシの煙や臭いには邪気を払う力があるとされ、玄関に飾ることで鬼を寄せつけないと信じられてきました。実際に飾る家庭は少なくなったかもしれませんが、こうした風習が今も残っているのは面白いものです。
妻の作ったリースには、そんなイワシの骨が折り紙で再現されていました。まるで本物の魚の骨のように細かい作りで、見ているだけで節分の情景が浮かんできます。折り紙でここまで表現できるものかと、毎回感心させられます。
恵方巻を丸かじり
節分といえば、もう一つの定番が「恵方巻」。発祥は大阪の商人の縁起担ぎとされていますが、今では全国に広まり、節分の日にはスーパーやコンビニに様々な種類の恵方巻が並びます。今年の恵方は「東北東」。無言で願い事をしながら丸かじりすることで、福を呼び込むと言われています。
折り紙のリースにも、小さな恵方巻が可愛らしく並んでいました。海苔の黒、酢飯の白、具材の色とりどりのパーツが絶妙に組み合わされ、まるで本物のよう。折り紙なのに、美味しそうに見えるのだから不思議なものです。
鬼と寒波
そして、節分に欠かせないのが「鬼」。日本各地の伝承では、鬼は厄災や病気の象徴とされ、追い払うことで新しい春を迎える準備をします。妻の折り紙リースにも、にらみをきかせた赤鬼と青鬼と黄鬼がいました。いづれも愛嬌がありながらも迫力があり、まるで豆まきを待ち構えているようです。
この鬼たちと同じように、2月の第一週には強い寒波がやってくるようです。ここ最近は暖冬傾向でしたが、寒波が訪れると一気に冬らしい冷え込みになります。特に朝晩の冷え込みが厳しく、積雪や路面の凍結にも注意が必要とのこと。外出時には暖かい服装を心がけ、足元には十分気をつけましょう。
春の訪れを待ちながら
節分が終わると、暦の上では「立春」。寒さはまだ続くものの、少しずつ春の気配が感じられるようになります。日が長くなり、梅の花が咲き始めると、冬の終わりが近づいていることを実感します。
折り紙のリースを眺めながら、こうした日本の四季折々の行事を大切にしていきたいと改めて思いました。今月も寒さに負けず、元気に過ごしていきたいですね。皆さんも体調に気をつけて、2月を充実した月にしてください。
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