庭に小さな畑をつくる休日 〜筋肉痛と楽しみのはじまり〜

日記

金曜日に思い切って休みを取り、この二日間で庭の一角に小さな家庭菜園を作った。去年は大きめのプランターを使って野菜作りに挑戦し、ミニトマトだけは順調に育ってくれたものの、一緒に植えたシソやパセリは思ったほど元気が出ず、少し物足りなさが残っていた。それでも、土に触れる時間や毎朝の成長チェックは楽しく、今年ももう一度チャレンジしたいという気持ちが自然と湧いてきた。

場所は庭の中でも日当たりの良いところを選び、サイズは1.5m×1m。大きすぎず、小さすぎず、自分で管理できる範囲にしたつもりだ。事前に家庭菜園の作り方を調べていると、野菜をしっかり育てるには深さ30cm程度は必要と書かれていて、正直「本当にそこまで掘るのか」と少し気が重くなった。それでも始めてみると止まらないもので、スコップを握りしめ、黙々と土を掘り続けた。普段はあまり使わない筋肉を総動員したせいか、夕方には腕も腰も重くなり、体力の衰えを実感する瞬間でもあった。

穴掘りが終わった時の達成感は大きく、空になったスペースを眺めながら「ここに野菜が育つのか」と想像すると、不思議と疲れが和らいだ気がした。次に待っていたのは土の投入作業。必要量を計算すると約450リットル。数字で見たときはそこまでの量とは思わなかったが、ホームセンターで袋を積み上げた瞬間、その多さに思わず苦笑いしてしまった。車に載せるだけでも一仕事で、家に運び込むころにはすでに小さな達成感があった。

ところが、いざ掘った穴に土を入れていくと、あれほど大量に見えた袋が次々と空になっていく。作業前は余るのではないかと思っていたのに、最終的にはぴったり収まってしまい、自然と「計算は間違っていなかったのか」と妙な納得感を覚えた。土をならしながら、これからの季節に思いを巡らせる時間は、単純な作業でありながら心が落ち着くひとときだった。

完成したばかりの菜園はまだ土が柔らかく、春先まで少し寝かせる予定にしている。今年は去年成功したミニトマトを中心に、再挑戦となるシソやパセリ、そしてナスにも挑戦してみたい。昨年使ったプランターもそのまま活用し、ハーブ類を植えて日常の料理に使えるようにできたら理想的だと考えている。植える前から収穫のイメージばかり膨らんでしまい、気持ちだけが少し先に進んでいる気がする。

作業を終えた今、正直なところ体はかなりきつい。肩や腰にじんわりとした痛みが残り、普段のデスクワークとは違う疲労を感じている。それでも、自分の手で作った小さな畑を眺める時間はどこか充実していて、これから始まる季節の変化をゆっくり楽しめそうな気がしている。芽が出て、葉が広がり、やがて収穫の日を迎えるまでの時間そのものが、今年の楽しみになるのかもしれない。

まだ何も植えていない土の表面を見ながら、これからのスケジュールを考えている。いつ種をまくのか、どの順番で育てるのか、水やりの時間はどうするのか。小さな計画をひとつずつ組み立てる時間も、家庭菜園の魅力の一部だと感じている。筋肉痛はしばらく続きそうだが、収穫の喜びを思い浮かべながら、今年の菜園づくりをゆっくり楽しんでいきたい。

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