秋風が心地よい季節に|10月下旬の気温変化と屋外作業の体感

日記

今週に入ってから、急に空気が変わったように感じます。
朝、現場へ向かう途中で感じる風が、これまでの生ぬるい空気ではなく、ひんやりと肌を刺すような冷たさを帯びてきました。屋外の現場に立っていると、風が吹くたびに少し寒く感じるほどです。

暦の上ではすでに10月下旬。考えてみれば、そろそろ冬支度を意識する時期です。
それでもついこの前まで半袖で過ごしていたので、体がまだ秋の空気に慣れていないのかもしれません。季節の変わり目は、毎年のことながら少しだけ体が戸惑います。

現場では、同僚との会話も「朝、寒くなったね」という言葉から始まることが増えました。日中はまだ作業をしていると汗ばむこともありますが、日が落ちるのが早くなり、夕方には一気に気温が下がります。外仕事では、服装の調整が難しい時期でもあります。

秋風が吹くと、どこか懐かしい匂いが漂うように感じます。
田んぼの稲刈りも終わり、風にのって乾いた藁の香りがふわりと鼻をくすぐります。自然の中で働くと、季節の移ろいをダイレクトに感じられるのが何よりの魅力です。

一方で、この時期は体調を崩しやすいのも事実。朝晩の冷え込みに油断して薄着で出かけると、風邪をひいてしまうこともあります。上着を一枚多く持っておく――そんな小さな工夫が、秋の仕事を快適にしてくれます。

ふと空を見上げると、夏の白く強い入道雲はすっかり姿を消し、薄く長いすじ雲が広がっていました。季節が確実に進んでいることを、空が教えてくれます。
「もうすぐ11月か…」とつぶやきながら、冷たい風の中にどこか心地よさを感じる自分がいました。

秋の深まりとともに、仕事のペースも少し落ち着いていきます。
風が冷たくなっても、季節の変化を楽しみながら日々の仕事に向き合いたい。そんなことを感じた一日でした。

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