師走に入って、早くも10日が過ぎました。カレンダーを見ては「もうそんなに経ったのか」と驚くばかりで、年々時間の流れが早く感じられます。仕事でも家庭でも、やり残したことはないかと振り返る機会が増え、そろそろ今年の総まとめを意識する季節になってきました。
毎年のことではありますが、12月に入ると少しそわそわした気持ちになります。大掃除や年末の準備、片付けたい案件や今年の内にやっておきたい整理ごと──やるべきことは頭の中に浮かんではいるものの、どこから手をつけようかと悩んでしまいます。今年は特に慌ただしい印象が強く、ここで一度落ち着いて優先順位をつけることが大切だと感じています。
一方で、世の中は相変わらず騒がしいニュースが多く、落ち着かない雰囲気が続いています。そんな中でも、政府が毅然とした姿勢を見せていることには一定の安心感を覚えています。ただ、過度に強く出すぎるのではなく、過激にならない賢いやり方で、国全体が落ち着いて前に進めるよう導いてほしいという気持ちもあります。難しい舵取りだとは思いますが、来年ができるだけ穏やかな年になることを心から願いたいところです。
個人的には、今年一年を振り返ると、変化も多く、学びのある年でした。まだまだ片付けきれていないこともありますが、あと20日ほどの時間を使って、ひとつずつ落ち着いて整理していければと思っています。焦るばかりでは気持ちが振り回されてしまうので、深呼吸をしながら、できる範囲で前へ進むことを大切にしたいものです。
今年も残りわずか。慌ただしさの中にも、小さな楽しみや安らぎの瞬間を見つけながら、穏やかな年末を迎えられるよう努めていきたいと思います。


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