鹿野川ダム貯水0のニュースにびっくりした日

今日、ニュースを見て驚いた話がありました。肱川上流にある「鹿野川ダム」の貯水量が、なんと 9日頃に0になる見込みだと伝えられていたのです。ダムの貯水量がゼロなんて、なかなか耳にすることではありません。

私の住む大洲市は、肱川の恵みを受けている地域です。これまで大きな水不足に悩まされた記憶はあまりなく、どちらかというと「水に困らない土地」というイメージが強くあります。それだけに、今回のニュースは予想外で、思わず耳を疑ってしまいました。

特に今は冬。夏場であれば渇水の話題が出てもまだ理解できるのですが、この寒い時期に貯水量が底をつくというのは、なんだか不思議に思います。今年は秋の台風が少なかったり、まとまった雨が降らなかったりと、気象の変化が影響しているのかもしれません。

報道によると、生活用水や農業用水への影響はすぐには出ないとのことでした。そう聞いて少しホッとはしたものの、やはり「本当に大丈夫なのだろうか?」という不安が心のどこかに残ります。水は、生活に欠かせないものですからね。

肱川沿いで暮らしていると、水のありがたさは日常と密接につながっています。川の流れを眺めながら、季節を感じたり、夏には水辺の涼を楽しんだりと、生活の中に自然と水が寄り添っています。そんな当たり前の風景がなくなることは想像できませんが、今回のニュースでその大切さを改めて感じました。

このところ、全国的にも異常気象や気候変動を目にする機会が増えています。大洲も例外ではなく、台風の増加や豪雨、そして今回のような水不足…。自然環境は常に変化しているのだと実感します。

とはいえ、焦っても仕方ありません。まずは状況を見守りつつ、節水など自分にできることを少しずつ意識していきたいと思います。また、早くダムの貯水が回復して、安心できる状態に戻ってくれることを願うばかりです。

普段何気なく使っている水。その尊さを噛みしめた一日でした。

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